多言語サイトのSEO普通と違う? 注意すべき8つのポイントとは?

 

 

近年、訪日インバウンド集客や、輸出企業や越境ECなどの集客を目的とし多言語サイトのSEO対策を行う方が増えています。

そこでこのページでは、多言語サイトのSEO対策において注意するべき8つのポイントを紹介していきます。

 

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※海外SEO対策全般を知る為の記事はこちら。全容をざっくり知りたい方はまずはこちらをお読み下さい!
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言語ごとに独自のURLを用意する

多言語サイトのSEO対策を行うのであれば、地域や言語ごとに独自のURLが必要です。
以下の3つの方法から選んで、独自のURLを用意しましょう。

 

  • ドメインを国ごとに変える(ie)
  • サブドメインを国ごとに変える(example.com)
  • サブディレクトリで分ける(com/us/)

 

なおサブディレクトリで分ける方法が最も便利で、SEO評価を高めやすいです。

その為、通常はサブディレクトリで区切る方法を採ると良いでしょう。

国ごとにサイトのデザインやページ構成が大きく異なると言ったケースでは、サブドメインで区切ることで、ユーザーにとって違和感が無い作りになります。

 

正しいドメインを利用する

海外SEO対策を行うのであれば、正しいドメインを利用しましょう。

対象国の国コードトップレベルドメインもしくは、ジェネリックトップレベルドメインを利用したうえで、ドメインごとにインターナショナルターゲティングを行う必要があります。
たとえば「.jp」のドメインでアメリカのユーザー向けにSEO対策を行うことはできません。

 

詳しくは「海外SEOに使えないドメインとは?サイト作成前に必須の知識」を参考にしてください。

 

機械翻訳を利用しない

日本語ページをもとに別の言語のページを作成する場合、機械翻訳の利用は避けましょう。
機械翻訳の質が低く、意味の通らない文章になってしまうことが多いです。

意味の通らない文章はユーザーに不信感を与えるだけでなく、Googleから低品質なコンテンツとみなされ、ペナルティーの原因にもなり得ます。

やむなく機械翻訳を使う場合は、人によるダブルチェックを入れるなどして、クオリティを担保するとよいでしょう。

 

全てのページを全言語に翻訳しない

サイト内の全てのページを多言語に対応させる必要はありません。特に重要なページに絞って翻訳しましょう。

機械翻訳を使わずにページを翻訳すると、時間とコストがかかるはずです。
そのためまずは重要なページの翻訳を行い、余力があれば、他のページを翻訳することをおすすめします。

言語の切り替えリンクは用意しておく

グローバルナビやフッター部分など、サイトのわかりやすい位置に言語切替のリンクを設置することをおすすめします。
言語の切り換えリンクがないと、ユーザビリティーが下がる可能性があるからです。

 

たとえばアメリカに旅行中の日本人が、日本語と英語に対応した多言語サイトにアクセスすると、自動的に英語のページに飛ばされることがあります。

しかし日本人であれば、日本語のページを読みたいと思うかもしれません。
その時に言語の切り替えリンクがなければ、英語ページを読むしかなくなってしまうでしょう。

 

対象国のサーバーを利用する

海外をメインに多言語サイトを作成するのであれば、対象国のサーバーを利用しましょう。

サーバーは多言語SEOに影響を与えないとする意見もありますが、表示速度の向上などの理由でSEO評価に好影響を与えるという意見もあります。

対象国のサーバーを使わないという場合には、サイトの表示速度が良い状態になるよう、特に気を使いましょう。

ローカルの外部リンクを受け過ぎない

海外を対象とするサイトには日本の(ローカルの)外部リンクを受け過ぎるのはおすすめしません。
外部リンクはGoogleが、あるサイトがどの国や地域を対象としているのかを判断する1つの材料です。

 

もしアメリカ向けのページに日本語サイトからの外部リンクが多ければ、Googleは混乱し、適切なSEO評価ができません。

 

Test My Siteでスピードチェックを行う

Test My Siteを利用すると、ページの表示速度を確認することが可能です。
日本国内では通信速度が速いため、多少重いページでも問題なく表示されます。

 

しかしSEO対策の対象国の通信速度が遅い場合、重いページは表示に時間がかかることが多いです。
表示の遅いページは、SEO評価が低くなるため注意しましょう。

Googleが提供するウェブサイトのテストを測るTest my siteのトップページの画像

まとめ

このページでは多言語サイトのSEO対策において注意するべきポイントを8つ紹介してきました。
特に以下の2つのポイントは重要です。

 

  • 言語ごとに独自のURLを用意する
  • 正しいドメインを利用する

 

なお他にも多言語サイトの作成には、適切なキーワードの選定が重要です。
多言語サイトのキーワードの選定については、次の記事を参考にしてください。

多言語SEO対策、ターゲットユーザに喜ばれるサイト作り

 

 

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