海外からの集客をするため、日本語以外でのSEOをやろうとしているあなた。
あなたの見込顧客が検索しそうなキーワードで、サイトの上位表示をしたい。
しかし、外国の人達がどういうキーワードで検索をしているのか?それを慣れない外国語で考える作業は、考えていたよりも難しい。
海外SEOのキーワードプランニングで気をつけるべきポイントは何でしょうか?
ここではそんな皆さんの疑問に答えるべく、キーワード選定の方法や便利なツールをご紹介します。
 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※海外SEO対策全般を知る為の記事はこちら。全容をざっくり知りたい方はまずはこちらをお読み下さい!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

 
 

辞書の直訳や感覚に頼るのはNG!?外国語でのキーワードプランニング

外国語でキーワードプランニングをする時に重要なポイントとなるのはズバリ、情報を届けたい人たちが実際に検索するキーワードを見つけることです。

言うのは簡単ですが、この作業がなかなかの厄介者。

日本人である私達の感覚で、現地の人達が検索で使うキーワードをピッタリとあてることは難しいのです。

 

海外SEO対策で気をつけるべきポイントとは?

今ではGoogle翻訳といった便利なツールもあり、簡単な対訳だったらお金をかけずにすぐにできます。

しかし実際に現地の人達がよく使うのは、そうやって調べた対訳とは別の言い回しだった、ということがあります。

また日本では普通あまりしないような検索の仕方がされるケースもあります。

以下では、海外SEOでのキーワードプランニングで気をつけるべき具体的なポイントを見ていきます。

 

言い回しによってちがう検索回数に気をつける!

辞書で調べた言葉が現地でよく検索される言い回しとは限らないという話をしましたね。

辞書に載っているのは正式で硬い表現が多いです。

また英語の場合を例に取ると、同じ英語でも国によって使われる言い回しが異なることがあります。

その為、国別のキーワードデータベースを持ったSEOでツールで抽出したり、競合サイトが使っている表現を参考にすることで、実際に検索で使われている表現を探し当てることが出来ます。

 

日本語と外国語では、検索に使う言い回しが異なる

日本でよくある検索の仕方が、外国だと少しニュアンスが違うことにも注意です。

以下、物販系の英語キーワードの例を挙げます。

  • 「○○ ランキング」⇒「Best ○○」
  • 「○○ 激安」⇒「Deal」「promotion」

ランキングというキーワードはそのままRankingと直訳で使われるケースはあまりなく、Best○○という検索のされかたになる事が多いようです。
また「激安」という言葉も、「Deal」「Promotion」などの言葉に置き換えるのが妥当です。

逆に「Very cheap」などの直訳語は、あまり英語圏では使われない表現になります。

 

検索キーワ-ドに国名を掛け合わせるて自分の地域の情報を調べる

特に英語圏では、自分の地域の情報を調べるために、調べたいキーワード単語の後ろに自分の住んでいる国名を入れて検索するケースが多いです。

 

例えば、

  • 「online banking canada」
  • 「buy iphone singapore」
  • 「find job india」

 

といった具合です。

日本語で検索をする私達には身近でありませんが、英語で検索をすると、検索結果は色々な国の英語ウェブサイトが混ざって表示をされてしまいます。
一般的な言葉だったり、ローカルのサービスや情報を探すときほどこの傾向が強くなります。
自分の住んでいる国名を検索ワードの後ろに掛け合わせることで、より自分の国に関する情報とマッチしたサイトを検索結果に表示させることが出来るようになります。

SEOをする側もこのことを念頭に置いて、キーワードの選定をする必要があります。

狙いたい国名を含めたキーワードの選定をすることで、本当に見てもらいたい人たちに見て貰える確率が高まります。

 

外国語でキーワード調査をするのに役に立つツール

さてここからは、キーワードプランニングで役に立つツールを紹介していきます。
ツールによって機能や得意なことが少しずつ違い、無料で使えるものから有料版のみのものもあります。
自分のニーズにあったツールを組み合わせて使うことで、ターゲットの人たちにアプローチできるキーワードを見つけることができるでしょう。

 

外国語SEOキーワードツール①【Keyword Tool】

最初にご紹介するツールは、その名も「Keyword Tool」。

入力したキーワードと関連して検索されている言葉を抽出してくれるツールです。
キーワードの抽出は無料で使えてしまう優れもので、調べたい検索エンジンや国の指定をすることも出来ます。

 

以下は試しに、「SEO keyword research」という言葉をアメリカを対象に調べた結果です。ここでは54個のキーワードアイディアが見つかりました。

 

ロングテール系のキーワード調査にはとても役立つツールです。

核となる単語を発見したら、このツールで関連して検索される言葉をどんどん彫り込んでいくと、現地のユーザーがどういった事を知りたがっているのかが見えてくるでしょう。

有料版では、さらにキーワードの検索回数までを見ることができます。

Google Adwordsなど他のツールで調べる手間がなくなるので、時間の節約になりますね。

 

Keyword Toolの公式サイトはコチラ

 

外国語SEOキーワードツール②【ahrefs】

さて、次に紹介するのはAhrefsというツールです。

このツールはキーワードプランニングに必要な様々な機能を網羅しているとても強力なツールです。

関連語調査の他に、競合サイト分析機能や、キーワードの対策難易度調査機能なども兼ね備えています。

 

ahresの競合サイト分析機能

競合サイト分析機能では、競合サイトがどんなキーワードで検索結果にランクインしているか、そしてキーワードごとのトラフィック流入量までを見ることが出来ます。

SEOがうまくいっていそうな競合サイトがどういうキーワードから集客しているのかを丸裸にすることができ、自分のサイトのSEOの参考にできてしまいます。

試しに、旅行サイトじゃらんの「東京のホテル予約」ページを調査してみました。

以下が調査結果画面です。実際にはもっとたくさんのキーワードがみれますが、ここでは上位表示されたものだけを載せています。

すると、このページがどういうキーワードで上位表示されていて、月間でおおよそどれくらいの流入があるのかが分かります。

自社サイトの競合さえ見つけてしまえば、この機能はとても役に立ちます。

 

ahrefsのキーワード難易度分析機能

サイトへのトラフィックを増やす近道、それはよく検索されているキーワードで上位表示を達成することです。

しかしキーワードによっては上位表示を達成するのが非常に難しい場合があります。

このツールにはキーワードの対策難易度を調査する機能があります。

試しにカナダで「find job」という単語の難易度を調べたら、以下のような結果がでました。

Keyword difficultyの項目で、難易度を点数(100点満点で何点か)で表していて、ここであ18点と出ました。

加えて、上位表示をするのに必要な外部リンクの本数の目安も表示してくれます。

外部リンク本数についてはあくまで目安として参考程度に見たほうが良いですが、面白いデータだと思います。

 

唯一の何点なのが有料ツールであることですが、その機能の豊富さを考えると、SEOに力を入れていきたいのであれば契約しておいて損はないツールだと思います。

 

ahrefsの公式サイトはコチラ

 

SEOで対策が難しいよくあるケース

ご参考程度にを以下に記載しておきます。

 

  • 【一般的なキーワードの場合】Wikipediaやオンライン辞書サイトの解説ページなどが上位表示されやすい

⇒キーワード例としては、「money」、「health」、「technology」など

 

  • 【会社名、ブランド名などの場合】公式サイトやそのソーシャルアカウント(フェイスブックやツイッターなど)が上位表示されている

⇒キーワード例としては、「louis vuitton」「iphone」「ana」など

 

  • 【比較や「業界で1番」の要素を含むキーワード】比較サイトやレビューサイトは表示されやすいが、事業者単体のサイトは表示されづらい

⇒キーワード例としては、「cheapest flight tickets」「best milk brand」「best credit cards」など

 

外国語SEOキーワードツール③【MOZ】

最後に紹介するのがMozというツールになります。

こちらもキーワードプランニングにおいてはAhrefsと似た機能を持ったツールです。

特に関連キーワード調査と難易度調査機能が使いやすいです。

 

無料アカウントでもキーワード調査が利用できる

無料アカウントでも月間30回までの調査ができるので、有料版を試す前にまずは触ってみると良いでしょう。

有料版も月額99ドルからと、Ahrefsと比べて安価なので、手を出しやすいツールと言えます。

ネックとしてはインターフェイスがこの記事作成時には英語版しか用意されていないので、そこで壁を感じる方はご注意下さい。

 

MOZの公式サイトはコチラから

 

【まとめ】

海外SEOのキーワードプランニングの方法についてご紹介をしてきましたが、如何でしたでしょうか?

・直訳や感覚に頼るのはNG。言い回の違いや日本と異なる検索方法などに注意
・専用のツールを使うことでキーワード選定の精度を高められる

海外SEOについてのご相談は、以下のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ♪